SEOでは不足?「検索最適化」におけるプレゼンス(存在感)とは?

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SEOでは不足?「検索最適化」におけるプレゼンス(存在感)とは?

こんにちは、そめです。

最近やたらと「プレゼンス」という言葉と出くわすなと言う印象です。
※多分個人の感想ですw

今回は「検索最適化」におけるプレゼンス(存在感)について書いてみます。

重要なのは「検索エンジン最適化」におけるプレゼンス(存在感)ではありません。
「検索最適化」におけるプレゼンス(存在感)なのです。

 

 

プレゼンス(存在感)とは何か?

プレゼンス(存在感)とは何か?

Presence(プレゼンス)とは存在感のことです。マーケティングの世界に置いては「ブランド・プレゼンスを高める」などの用法で時より用いられたりしています。

ぼんやりとカテゴリにおける「認知」かな?「想起」かな?という印象は持てると思うのですが、それだけではありません。きちんとマーケティングにおける「プレゼンス」とは何かを認識するには、かなり丁寧な説明が必要になります。

ここでは、長い説明は省きますが、僕なりの解釈をシンプルにお伝えすると、ブランドやサービスや商品で

  • 選びたくなる理由が明確である
  • それでなくてはいけない理由が明確である
  • 選ばれる理由が広く発信されている
  • 選ばれる理由にユーザーが理解・共感している
  • カテゴリにおいて、認知だけでなく、想起される存在になっている

こういう状態のことかなと思います。

マーケティングをされたことがある方なら、何となく分かると思いますが、それって、マーケティング施策全般を通じて行われる結果では…、と感じるのではないでしょうか。

実はそのとおりで、プレゼンスを高めようとして、プレゼンスのみを高めるというのは、「コーラを飲みながら、中の炭酸水だけ飲め」と言われているようなものです。「コーラを飲めば、結果として炭酸水も飲むことになる」ので、全体施策の結果プレゼンスがついてくると考えたほうが良いと思います。

では、その中で「検索最適化」におけるプレゼンスとは何なのでしょうか?

 

なぜSEOだけでは足りないのか?

なぜSEOだけでは足りないのか?

では、そんなプレゼンスを「検索最適化」の文脈で考えてみたいと思います。

SEOとはSearch Engine Optimizationの略語で「検索エンジン最適化」という意味になります。「検索エンジン」とはGoogleやYahoo! やbingなどを指すことが多いです。

さてここで質問です。

  • 今、皆様が何かを購入しようと思った時
  • 今、皆様が何か問題を抱えていた時

それをネットで調べ、解決ようとする時に「どんな方法」で調べようとするでしょうか?

 

さらに質問です。

AISASという消費者行動モデルがありますが、Attention(注意)→ Interest(関心)→ Search(検索)の順番で、検索行動に移るとあります。

そこで、最近購入したものや、問題解決したものに関して、想像してみてください。

  • 本当に「知っているもの」を買おうとしたか?
  • 問題解決の際に、問題が何か、気づいていたか?

いかがでしょうか?

 

検索行動の際に「何を検索するか」が明確になっているとは言い難い

空を見上げる女性

上記の質問に関して考えてみた時「必ずしも、GoogleやYahooだけが検索ツールではない」「買うつもりはなかったけど、何となく目についたので購入した」「最初に検索していた意図と全く違うところで、新たな気付きがあった」など、モデルと呼ぶには程遠い、不確実性の高い行動をとっているのではないでしょうか?

こういった時代に即した消費行動をモデル化しようと、様々なAISCEASやULSSASなど、様々な呼称が登場しています。

Googleでは、パルス消費という概念で捉えたりもしているようです。

 

情報の接触点の多様化

スマホ

さて、これらの目的達成に向けた消費(情報を含めた)行動の多様化の側面に「WEB検索」そのものの概念の変化があると言えます。20年も遡れば検索といえば、yahoo or Googleという時代がありました。しかしながら、今はあらゆるサイトやアプリに「検索」する機能が備わっています。InstagramやTwitterなどのSNSは顕著ですね。

それに合わせて、世代ごとに利用ユーザーが増え、ニーズに応じて上手くシェアを分け合っていればいいですが、日本においては、インターネットの利用ユーザー数は2013年までの明確な上昇を最後にほぼ横ばいです。

(出典)総務省「通信利用動向調査」

(出典)総務省「通信利用動向調査」 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd252120.html

 

つまり、検索行動の多様化と可処分時間の奪い合いにより、「検索行動」が複雑化し、「検索エンジン」だけを接触点と捉えることに、無理が出て来たということです。

 

プレゼンス(存在感)を高める方法とは?

プレゼンス(存在感)を高める方法とは?

では、そんな多様化した「検索行動」の中で、我々はどうやってプレゼンスを高めればよいのでしょうか?

 

一貫したメッセージを意識する

英字の手紙

プレゼンスを高める為に、接触機会を増やすことは大事ですが、それ以前に「何を伝えようとしているか?」を明確にしなくてはいけません。人々の印象に残り「認知だけでなく想起してもらうようになる」ためには、一貫したメッセージが大事です。

自分たちが接触してほしいと思ったユーザーが接触した時に、想定通りの接触点でユーザーが接触してくれるとは限りません。どこで接触したとしても、その情報に触れることによって「何を感じてほしいか?」をきちんと設定しておきましょう。

 

接触点(タッチポイント)がどこか考える

その次に、どこでユーザーの検索結果に出てくるか?を考えます。そして、それぞれにどんな打ち手が必要かを考えていきます。

  • 検索エンジン → SEO
  • SNS → ハッシュタグ対策・アカウント名対策・アカウント説明文対策・フォロアー数
  • WEBモール → 商品名対策・商品内文言対策
  • CGMサイト → 口コミを書いてもらう為の施策・良い口コミを貯める為のプロダクトの磨き込み

など、これらはごく一部ですが、ユーザーは問題解決(購入の意思決定含む)のプロセスで、あらゆるタッチポイントで複数の情報を得ようとします。どれかだけを対策して、他の接触点で「メッセージが伝わらない」「他の情報に流れる」ということが十分起こりうることを想定し、対策することが必要です。

なので、ユーザーが検索しうる行動を洗い出した上で、接触点(タッチポイント)ごとに対策をしていきます。

 

網羅性を意識する

網羅性とは何か? 例えば、SEOであれば「1位を取ること」が至上命題だったかもしれません。しかし、ユーザーは問題解決(購入の意思決定含む)のプロセスで、複数の情報を得ることで、精度を高めようとします。

そこで、SEOにおいても、「1位を取ること」だけでなく、検索結果の占有率も意識すべきです。

とはいえ、下記の記事でもあるように1つのドメイン(サブドメイン含む)では、1結果に対して、概ね2つに調整されます(2つ以上ならぶこともあります)。

 

であれば、例えば同じコンテンツであったとしても、複数のドメインを活用することが有効になります。その時、何も沢山のサイトを立ち上げる必要は必ずしもありません。例えば、BtoBにおいて、1つのコンテンツを複数のドメインで展開する一例です。

  • 動画やホワイトペーパーをamazonでも販売する
  • slideshareに公開する
  • Youtubeに公開する
  • 広報と戦略を組み、インタビュー記事を掲載してもらう

などが考えられます。上記で上げたサイトはドメインオーソリティーが高いので、すぐに結果が出る可能性も高いです。こうすることで、SEOであっても、複数の検索結果に、「伝えたいメッセージ」を掲載することが可能になり、網羅性が高まるのです。

 

 

このように、「検索」という行動で接触しうるあらゆるタッチポイントにメッセージを配置し、ユーザーの問題解決の助けになり続けることで、プレゼンスは高まっていくと考えます。

 

参考記事&動画

最後に、SEOやその先の「検索結果最適化」に関しての参考記事や動画を掲載しておきます。

 

ウェブライダー松尾茂起さん(https://twitter.com/seokyoto)による、SEOにおける「プレゼンス」とは何かの解説です。

 

高広伯彦(https://twitter.com/mediologic)さんのWeb Presence Optimization という考え方です。

 

こういった、私の記事や、参考記事・動画を元に、WEB検索におけるプレゼンスについて、考えるきっかけになっていただければ幸いです。

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最後までお付き合い、ありがとうございました!!

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  • この記事を書いた人

そめ

上場企業・ベンチャーなどを歴任し、現在は某社でCMOとして、勤務。企業コンサルティングなども行っております。ブログにて、実践的なノウハウを提供中。お問合わせはTwitterDMにて。

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